今回のgalleryMAPOは、「社会福祉法人 暁雲福祉会」
30年前から絵画や書などの作品制作に取り組み、昨年、画集「風人~暁雲福祉会のなかまたち~」を発刊。
全国の特別支援学校などに3800冊を寄贈しています。
今回は、その中から「八風園」所属の2人のきょうだい(姉・香菜恵さん 弟・一也さん)の作品をご紹介します。
個性あふれる独特の世界観を持つ2人の作品をお楽しみください。


出展作家紹介

安部 香菜恵(ABE KANAE)
1993年生まれ 大分市在住
たくさんのことに興味があり、自分が描きたい題材を楽しそうに描く。
動物を題材にする事を好み、色鮮やかな作品が多い。後ろにある題材も透けて見えるかのように重ねて描くなど、独特の世界がある。

安部 一也(ABE KAZUYA)
1995年生まれ 大分市在住
画集の表紙になった代表作「花ひらけ私の世界 花ひらけ僕らの未来」は、「ピラミッド型の構図に文字を積み重ね上げ、未来への確信が漂う。」と、評された。
寡黙な彼は、つぶやきながら「いいですね。」「これ書く・・・。」と作品を生み出している。

gallery MAPOについて
つくりたいから、つくる。描きたいものを、描く。
『gallery MAPO』は、自らの思いを自由に表現した作品を紹介する、大分県立美術館2階にあるコーナーです。こうした表現は「アールブリュット(生の芸術)」や「アウトサイダーアート」などと呼ばれています。
「MAPO」とは「magic pocket」……「魔法のポケット」という意味を込めました。
小さなポケットから魔法のように生み出される不思議な作品たちをイメージしています。
大分県内で活躍するアーティストの「生」の表現を、ゆっくりとお楽しみください。
作品は決して一瞬のひらめきだけで生まれるものではありません。そこには、幾重にも重なる時間、幾度もの思行錯誤、そして作家自身の経験や記憶が静かに織り込まれています。本展「つむぐアート」は、作品がどのようにしてつむがれてきたのかを見つめる展覧会です。作品と向き合う中でそこに込められた創作の軌跡を感じていただけたら幸いです。
本展では、工房まる(福岡)と大分の作家たちの作品を展示します。作品との出会いが、鑑賞された皆様の内面に新たな糸をつむぎ出し、未来へとつながっていく----そんな新鮮な感動を味わっていただける場となることを、心より願っています。
おおいた障がい者芸術文化支援センター企画展 vol. 8 つむぐアート
会 期:2026年12月9日(水)~ 12月20日(日)10:00~19:00
※金曜日・土曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
会 場:大分県立美術館3階 展示室 B
観覧料:無料

主催:おおいた障がい者芸術文化支援センター[公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団]
協力:障害福祉サービス事業所 工房まる
後援:大分県教育委員会、大分市、大分市教育委員会、社会福祉法人大分県社会福祉協議会、大分県障害者社会参加推進協議会、大分県民芸術文化祭実行委員会、NPO法人大分県芸振、大分合同新聞社、NHK大分放送局、OBS大分放送、TOSテレビ大分、OAB大分朝日放送、エフエム大分、J:COM
この展覧会は、大分県から公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団が委託を受け、企画・運営しています。

お問合せ:おおいた障がい者芸術文化支援センター
TEL 097-533-4505 (平日 9:00~17:00)
FAX 097-533-4013
E-mail artbrut-oita@emo.or.jp
“らしさ”とは、その人を説明する言葉ではないのかもしれません。人と人との関わりの中で、作品をつくる時間の中で、日々をともに過ごす中で、その人らしさは少しずつ立ち上がり、ひらいていきます。それぞれの創作物や表現、その背景にある日々に触れながら、この展示が、その人らしさについて思いを巡らせるきっかけになればと思います。



工房まるは、1997年に無認可福祉作業所として開所しました。現在は約50名の障害のあるメンバーが、3つのアトリエを拠点に、絵画や陶芸をはじめとする創作活動に取り組んでいます。作品展示やオリジナルグッズの制作・販売、企業とのコラボレーションなど、モノづくりを通して生まれる街や社会とのつながりを大切にしながら、さまざまな人との出会いを重ねてきました。様々出会いのなかで育まれる関係を通して、障害のある人、ない人と区切らない、人と人というシンプルな関係を育められる世の中を目指しています
たとえば
今日は何を食べようとか
何を着ようとか
思いをめぐらせてみたり
手にした給料に喜んだり
仕事の失敗にヘコんだり
好きな人を思ったり
毎日は、ごくごくふつうなコトの積み重ね。
ひとりでできることもあれば、
ひとりじゃできないこともそりゃあるわけで
そこんところは
ひょいっと手を貸しあったりすればいい。
ふつうのことをふつうに楽しみたいもんだと
ふつうに思う、われわれなのです。
my voice, my place, my life
ひとりひとり、いろいろで、まる
大分県内でも、多くのアーティストが活躍しています。それぞれの個性が輝く作品を、「かたち」「言葉」「糸」という3つの表現でご紹介します。作家それぞれの世界観が表現された絵画や造形作品、心揺さぶられる言葉が綴られた詩や書、絵手紙。さらには、色彩豊かな織物、楽しい刺繍など、作家一人ひとりが心を込めてつむいださまざまな作品をご鑑賞ください。


出展アーティスト・団体
安部侑朔、糸永亮太、衛藤富雄、小田原健吾、甲斐瞳、河野青花、河野龍児、神田雅光、北地恵、Kei.N、河野真一郎、古城貴博、こっちゃん(秦ひとみ)、坂本悠馬、中島眞一、中野マーク周作、中野道人、塙小夏、原野彰子、姫野暁、松井瑛美、豆塚エリ、宗安仁士、矢坂耕策、YUSUKE(牟田口祐輔)、渡邉徹心、アトリエMOE、三角ベース、さつき園小島、ノボリバタプロジェクト(チャレンジ事業所)
その他、高山辰雄賞ジュニア美術展の入選作品も展示します。
イベント情報 【参加料・観覧料 無料】
参加者の皆さんと一緒に会場を巡りながら、案内人が展示の見どころをご紹介します。
鑑賞のポイントや制作秘話を聞けるチャンスです。どうぞお気軽にご参加ください。
日 時:
①12月12日(土)14:00~15:00
②12月13日(日)14:00~15:00
③12月19日(土)13:00~14:00
④12月20日(日)14:00~15:00
案内人 :工房まるスタッフ/大分の出展者/支援センタースタッフ
集合場所:本展受付
定 員:制限なし
申 込:不要
企画展に参加する作家が、会場で絵を描く様子を披露!
その筆の動きやリズム、色が重なっていく過程など、完成した作品だけでは伝わらないそれぞれの作家の発想や表現を“ライブ”でお楽しみください。
日時:①12月12日(土)13:30~15:00
②12月19日(土)13:30~15:00
出演:①工房まる
②工房まる+大分作家 甲斐瞳/中野道人
会場:3階 ホワイエ

工房まるのメンバーが描いたイラストに自由に採色して、オリジナルの缶バッジを制作します。アーティストの絵に自分の色を合わせて、世界に一つだけの缶バッジをつくりましょう!
日 時:12月13日(日)13:30~15:00
会 場:3階 ホワイエ
定 員:先着100名
展示室の一角が、この日は”工房まる”のアトリエに!
制作は誰かのまなざしやふとした会話によって、思いがけず自由にひらいていくもの。新たな作品が生まれる時間を、是非ご一緒に。
日 時:12月13日(日)13:30~15:00
会 場:3階 展示室B
※定員なし、申込不要

来春、開設30年を迎える「工房まる」。利用者主体で歩んできた軌跡と今後の展望を伺いながら、自らの実践に生かす視点を学びます。是非ご参加ください。
講 師:吉田修一(工房まる 施設長)
日 時:12月9日(水)11:00~12:00 ※開場10:45
会 場:2F研修室
定 員:30名
申 込:下記URLよりお申込みください。
https://forms.cloud.microsoft/r/geCLR4V2d4
申込期限:11月20日(金)

同時期開催
県内の障がいのある個人や施設から集まった数百点の作品が一挙に展示されます。
来場者投票でその年の「ときめき大賞」が選ばれます。
ぜひあなたが気に入った作品に投票してください。
会期:12月9日(水)~12月20日(日)10:00~18:00
会場:1階 アトリウム
主催:大分県・大分県障害者社会参加推進協議会
問合:大分県障害者社会参加推進センター(097-558-8797)