3月
1
gallery MAPO (ギャラリーマポ) 伊藤篤司の風景画
2024年03月1日 – 2024年04月30日

大分市在住の伊藤篤司さんの風景画をご紹介します。

絵を描くのが大好きな伊藤さんが風景を描くようになったのは、20歳を過ぎてから。遠くに住む伯母さんに大分の風景を描いて送り、やりとりを始めたのがきっかけでした。

今回展示する作品は、赤レンガ館や西大分に停泊するフェリーなど、大分市の街中の様子が味わい深い線で描かれています。アーケード街にかつてあった帆船のモニュメントなど、今は見られなくなった懐かしい風景もご覧いただけます。絵の中の町あるきを楽しんでいただければ幸いです。

 



出展作家:伊藤 篤司(いとう あつし)
展示期間:令和6年3月1日(金)~4月30日(火)



伊藤 篤司 いとう あつし

1971年生まれ、大分市在住。
風景を描き始めたのは20歳を過ぎてから。遠くに住む伯母さんに大分の風景を描いて送り、やりとりを始めたのがきっかけだった。
子どもの頃は汽車やミニカー、サッカーやプロ野球選手の似顔絵などを描いていた。漢字、地名を覚えるのが得意。


gallery MAPOについて

つくりたいから、つくる。描きたいものを、描く。
『gallery MAPO』は、自らの思いを自由に表現した作品を紹介するコーナーです。
こうした表現は「アールブリュット(生の芸術)」や「アウトサイダーアート」などと呼ばれています。

「MAPO」とは「magic pocket」……「魔法のポケット」という意味を込めました。
小さなポケットから魔法のように生み出される不思議な作品たちをイメージしています。

大分県内で活躍するアーティストの「生」の表現を、ゆっくりとお楽しみください。

5月
1
gallery MAPO (ギャラリーマポ) 薬師神文孝のアルミホイルの宇宙
2024年05月1日 – 2024年06月30日

豊後大野市犬飼町の自然豊かな小高い丘の上に、自閉症の人のための入所施設「めぶき園」があります。園で過ごす1日の活動には、生産活動・療育活動・クラブ活動といった様々なメニューがあります。

薬師神文孝さんは生産活動「アート課」で、アルミホイルを使った不思議な創作を続けています。毎日毎日、職員とともに生みだされるこの表現は、まるで星の集まりがいつしか銀河になるように、静かに輝きながら広がりをみせています。


出展作家:薬師神 文孝(やくししじん ふみたか)
展示期間:令和6年5月1日(木)~6月30日(日)

 薬師神 文孝 やくしじん ふみたか

1974年生まれ。1991年より社会福祉法人萌葱の郷 めぶき園を利用。

薬師神さんには常に肌身離さず持ち歩くものがあります。それは風船のゴムの欠片を指先で丸めた1㎝ほどの球体。いつもコネコネしており、たまに落とすと慌てて探し拾います。まるで薬師神さんの宝物のようです。そんな薬師神さんにアート制作ではどんな表現活動が良いのか模索していたところ、この球体をヒントにアルミホイルを5センチほどカットしてみました。すると宇宙の広がりを見せるように制作が進み始めました。

指先で丸めたアルミホイルを一つ一つ丁寧に台紙に貼り作品を作ります。キラキラと光る小さな球体で埋め尽くされた作品はまるで小宇宙のような美しさを放っています。


制作の様子(2020年)


 

gallery MAPOについて

つくりたいから、つくる。描きたいものを、描く。
『gallery MAPO』は、自らの思いを自由に表現した作品を紹介するコーナーです。
こうした表現は「アールブリュット(生の芸術)」や「アウトサイダーアート」などと呼ばれています。

「MAPO」とは「magic pocket」……「魔法のポケット」という意味を込めました。
小さなポケットから魔法のように生み出される不思議な作品たちをイメージしています。

大分県内で活躍するアーティストの「生」の表現を、ゆっくりとお楽しみください。