明るくポップなイラストを描く20~30代の若者による3人展です。ユニークな題材を色鮮やかなデジタル画で表現する小野天哉さん、「にじいろの魔法」をコンセプトに優しい色合いで日常を描写するこっちゃん、毎日紙と色鉛筆を手に取って精力的に絵を描く空叶論さんに、夏をテーマに作品を出品して貰いました。
創作意欲のエネルギーが溢れる3人のイラストが、夏の盛りを軽やかに、楽しく彩ります。
出展作家:小野天哉(おのたかや)・こっちゃん・空叶論(くうとろん)
展示期間:令和5年7月4日(火)~8月31日(木)
小野天哉「水泳」
小野天哉(おのたかや) 1999 年生まれ 大分市在住
幼い頃から絵を描くのが好きで、ペンやタブレット端末を使って身近なものを題材に描く。消火器や消防車が特にお気に入り。大分市消防局の防火ポスターにも作品が採用されたことがある。
普段は大分市王子の「みみずくカフェ」でカフェ業務にあたる。カフェで売っているオリジナルキャンディ「天哉飴(たかやあめ)」は、飴づくりからパッケージイラストまで1人で手掛ける。
こっちゃん「にじいろの少女」
こっちゃん 1993 年生まれ 別府市在住
イラストレーター。本名は小島ひとみ。2021 年よりイラストレーターとして別府、大分を拠点に活動中。
虹を感じさせる作品が特徴。コンセプトは “にじいろの魔法“、見た人が少し元気になるような作品作りを目指しています。
空叶論「BIG WAVE BOY」
空叶論(くうとろん) 1999 年生まれ 大分市在住
飼っていた2匹のペットの名前をとって、アーティストネームは「くう と ろん」。絵を描くことが好きで、ほぼ毎日描いている。
使用する画材は主に色鉛筆。水彩色鉛筆や油性色鉛筆を描きたいイメージに合わせて使い分ける。よく描く絵はデフォルメされた動物や甥っ子、姪っ子。
会場写真
gallery MAPOについて
つくりたいから、つくる。描きたいものを、描く。
『gallery MAPO』は、自らの思いを自由に表現した作品を紹介するコーナーです。
こうした表現は「アールブリュット(生の芸術)」や「アウトサイダーアート」などと呼ばれています。
「MAPO」とは「magic pocket」……「魔法のポケット」という意味を込めました。
小さなポケットから魔法のように生み出される不思議な作品たちをイメージしています。
大分県内で活躍するアーティストの「生」の表現を、ゆっくりとお楽しみください。