大分市在住の伊藤篤司さんの風景画をご紹介します。
絵を描くのが大好きな伊藤さんが風景を描くようになったのは、20歳を過ぎてから。遠くに住む伯母さんに大分の風景を描いて送り、やりとりを始めたのがきっかけでした。
今回展示する作品は、赤レンガ館や西大分に停泊するフェリーなど、大分市の街中の様子が味わい深い線で描かれています。アーケード街にかつてあった帆船のモニュメントなど、今は見られなくなった懐かしい風景もご覧いただけます。絵の中の町あるきを楽しんでいただければ幸いです。
出展作家:伊藤 篤司(いとう あつし)
展示期間:令和6年3月1日(金)~4月30日(火)
伊藤 篤司 いとう あつし
1971年生まれ、大分市在住。
風景を描き始めたのは20歳を過ぎてから。遠くに住む伯母さんに大分の風景を描いて送り、やりとりを始めたのがきっかけだった。
子どもの頃は汽車やミニカー、サッカーやプロ野球選手の似顔絵などを描いていた。漢字、地名を覚えるのが得意。
gallery MAPOについて
つくりたいから、つくる。描きたいものを、描く。
『gallery MAPO』は、自らの思いを自由に表現した作品を紹介するコーナーです。
こうした表現は「アールブリュット(生の芸術)」や「アウトサイダーアート」などと呼ばれています。
「MAPO」とは「magic pocket」……「魔法のポケット」という意味を込めました。
小さなポケットから魔法のように生み出される不思議な作品たちをイメージしています。
大分県内で活躍するアーティストの「生」の表現を、ゆっくりとお楽しみください。