おおいた障がい者芸術文化支援センターでは、11/8(水)~18(土)に大分県立美術館で、『おおいた障がい者芸術文化支援センター企画展 vol.5「扉をあける」』を開催します。県内外において魅力的な芸術文化活動に取り組む個人や施設をピックアップして紹介する展覧会です。
今回のテーマ「扉をあける」には、今、自分が立っている場所から次のフェーズへのアクション(行動)の意味を込めています。
おおいた障がい者芸術文化支援センターが設置されてから4年が経ちました。支援センターの色々な事業を通じ、アートによって、「可能性の扉」をあけてきた障がいのある人や福祉施設にたくさん出会うことができました。本展では、その様々なスタイルの表現をご紹介します。
また、大分の作品に加えて、障がいのある人の「自分らしい生き方」のために50年以上の間、幅広く活動を続けてきた奈良の「たんぽぽの家」の作品とその取り組みもご紹介いたします。
さらに、美術館1階アトリウムでは、同会期中に「第28回ときめき作品展」も開催されます。こちらも県内から集まった障がいのある人の作品を多数展示しています。
この機会にぜひ、大分県立美術館OPAMへお越しください。皆様のご来場を心よりお待ちしています。
おおいた障がい者芸術文化支援センター企画展 vol.5「扉をあける」
会 期:2023年11月8日(水)~18日(土)
時 間:10:00~19:00
※金曜日・土曜日は20:00まで (入場は閉館の30分前まで)
会 場:大分県立美術館1階 展示室A
観覧料無料
主 催: おおいた障がい者芸術文化支援センター[(公財)大分県芸術文化スポーツ振興財団]
協 力 :一般財団法人たんぽぽの家、たんぽぽの家アートセンターHANA、Able Art Company、Good job!Center KASHIBA
後 援 :大分県教育委員会、社会福祉法人大分県社会福祉協議会、大分県障害者社会参加推進協議会、大分県民芸術文化祭実行委員会、NPO法人大分県芸振、大分合同新聞社、NHK大分放送局、OBS大分放送、TOSテレビ大分、OAB大分朝日放送、エフエム大分、J:COM大分ケーブルテレコム
第25回大分県民芸術文化祭参加行事
この展覧会は、大分県から(公財)大分県芸術文化スポーツ振興財団が委託を受け、企画・運営しています。
チラシダウンロード:扉をあける_チラシ_ダウンロード用
お問合せ先:おおいた障がい者芸術文化支援センター
TEL 097-533-4505 (平日9:00~17:00)
FAX 097-533-4013
E-mail artbrut-oita@emo.or.jp
【出展者ラインナップ】
◇大分
支援センターの事業で出会った沢山の方々の中から、「可能性の扉」をあけ、独自のスタイルで作品を制作し続ける方々や施設をピックアップしました。
Artist
岩川日向子、衛藤富雄、小野天哉、小野治代、後藤和美、芝﨑礼実、清家末次、武井のぶみ、田上守、とよみ園、西尾枝里、希美(nozomi)、平松政敏、プロフェッサー・ミレニアム、堀内俊輔、真澄アキヒロ、山田聖
◇奈良
アート活動に取り組む先進的な福祉施設の紹介として、今年は、障がいのある人の「自分らしい生き方」のために50年以上の間、幅広く活動を続けてきた奈良の「たんぽぽの家」の作品とその取り組みもご紹介いたします。
たんぽぽの家 https://tanpoponoye.org/
アートとケアの視点から、さまざまな事業を実施している市民団体です。障がいのある人が表現活動を仕事にする「たんぽぽの家アートセンターHANA」、アート・デザイン・ビジネスの分野をこえ、社会に新たな仕事をつくりだす「Good job!センター香芝」などを運営しています。その他、アートと社会の新しい関係をつくる「エイブル・アート・プロジェクト」や、障がいのある人との協働から生まれる新たなはたらきかたを提案する「Good job!プロジェクト」を行っています。1973年の発足以降、50年にわたり多岐に及ぶ活動を展開。2022年には文化の向上発展に関して特に功績が顕著な者に与えられる「文化功労者」に理事長の播磨靖夫が選出されました。
Artist
荒井陸、伊藤樹里、小松和子、澤井玲衣子、十亀史子、中村真由美、H・K、福岡佐知子、前田考美、山野将志
【イベント情報】 参加料・観覧料 無料
◇会期中の主催イベント
ワークショップ 〇と△と□で掛け軸をえがく 〈つくる〉 〈作者と出会う〉
前田さんは墨と水彩絵の具を使い、季節の催しや植物を 〇 △ □ で描きます。このワークショップは、そんな前田さんの作風を追体験して楽しむ創作プログラムです。完成した作品は掛け軸にしてお持ち帰りいただけます。
講師:前田 考美 (たんぽぽの家 出展作家)
日時:11月11日(土) 13:00~16:00
会場:1階 アトリウム
定員:材料がなくなり次第終了 (約50名分)
申込:不要 先着順 (※座席数の都合により番号札制でご案内します)
トークイベント たんぽぽの家の「扉をあける」 〈きく〉 〈手話通訳付き〉
今年で法人50周年を迎えるたんぽぽの家。活動の基となる理念や、今まで歩んできた様々な取り組み事例をご紹介いただきます。
講師:岡部 太郎 (一般財団法人たんぽぽの家 常務理事)
日時:11月12日(日) 14:00~ 50分程度
会場:1階 「扉をあける」会場内
定員:椅子席30名程度
申込:不要 先着順 (15分前開場)
ギャラリーツアー 〈きく〉 〈はなす〉 〈作者と出会う〉 〈手話通訳付き〉
本展を鑑賞して巡りながら作品の見どころを紹介します。
案内人:吉永 朋希 (アートセンターHANAアートディレクター)、出展者、支援センタースタッフ
日時:11月11日(土) 11:00~、11月18日(土) 15:00~ 各50分程度
集合:1階 「扉をあける」会場受付に5分前までにお集まりください。
定員:制限なし
申込:不要
パフォーマンス発表 「よるの扉をあける~オリジナル影絵芝居」 〈鑑賞する〉
たんぽぽの家が継続して実施してきた影を用いたダンスや、インドネシアの影絵芝居を参照しつつ参加者と一緒にオリジナル影絵芝居を創作し、ガムラン楽器の演奏と共に発表します。
日時: 11月12日(日)夕方
会場: 1階 アトリウム
申込: 不要
詳細: おおいた障がい者芸術文化支援センターホームページで情報公開
◇同時期開催
会期中にOPAM館内で開催される、障がいとアートに関係するイベントをご紹介します。
第28回 ときめき作品展 〈鑑賞する〉
県内の障がいのある個人や施設から集まった数百点の作品が一挙に展示されます。来場者投票でその年の「ときめき大賞」が選ばれます。
日時:11月8日(水)~19日(日) 10:00~18:00
会場:大分県立美術館 1階 アトリウム
主催:大分県障害者社会参加推進協議会
問合:097-558-8797(大分県障害者社会参加推進センター)
おおいた障がい者芸術文化支援センター事業紹介展 〈鑑賞する〉
2019(令和元)年に大分県に設置された「おおいた障がい者芸術文化支援センター」は、相談対応、創造・発表・鑑賞機会の提供など、様々な切り口で事業を行っています。これまでの活動を振り返ります。
会期:「扉をあける」と同会期
会場:1階 アトリウム
主催:おおいた障がい者芸術文化支援センター
問合: 097-533-4505(おおいた障がい者芸術文化支援センター)