藤内和子さんをキャンバスに向かわせるのは「描きたい」という率直な気持ちです。
実物や写真を見ながらではなく、目に焼きついた「描きたい」動物の姿をいろいろな手法で表現しています。
生き生きと色鮮やかに描かれた動物たちの表情はさまざまですが、藤内さんの筆づかいから優しくあたたかな眼差しや深い愁いが感じられます。
最近新たに取り組み始めた人物画・静物画とともにお楽しみください。

藤内和子《わたしをみて》

藤内和子《こころでないて》

出展作家紹介:藤内和子(とうない かずこ)
大分市生まれ・在住。
20代のころ、当時の勤め先の先生が油絵を描いているのを見て「私もかたちに残る表現がしたい」と、実家にしまわれていた油絵の具を引っ張り出し絵画教室に通い始める。
身近な犬や猫、動物が「かわいいから絵に描きたい」と思うようになり、その気持ちを色と一緒にキャンバスに乗せている。
最近「描きたい」と思う対象が動物から人や風景に広がり、人物画・静物画も描くようになった。
「藤内さん、絵を続けることが大事なんだよ」ということばを胸に、わくわくしながら作品に向かっている。
●主な作品発表
「My works-私の作品展-」(平和市民公園能楽堂ロビー、2024年)
「第33回 けんしん美術展」奨励賞(大分県信用組合、2024年)
「第32回公募アマチュア絵画展」優秀賞(豊和銀行、2024年)

gallery MAPOについて
つくりたいから、つくる。描きたいものを、描く。
『gallery MAPO』は、自らの思いを自由に表現した作品を紹介する、大分県立美術館2階にあるコーナーです。
こうした表現は「アールブリュット(生の芸術)」や「アウトサイダーアート」などと呼ばれています。
「MAPO」とは「magic pocket」……「魔法のポケット」という意味を込めました。
小さなポケットから魔法のように生み出される不思議な作品たちをイメージしています。
大分県内で活躍するアーティストの「生」の表現を、ゆっくりとお楽しみください。