子どもの頃から色彩に強い興味関心があり、クレヨンでカラフルな絵を沢山描いていたYUSUKEさん。支援学校の時から通いはじめた放課後等デイサービスで水彩画に出会ってから、更に創作活動に取り組むようになりました。
両利きのYUSUKEさんは絵を描く時は筆を左手に持ちます。使いたい色の絵の具をパレットに用意したら、迷うことなくスピーディーに、時には色を混ぜ、画用紙の左端から勢いよく色を塗っていきます。描く日によって様々な色合いを見せるストライプの画面。自由な心を表現するような、オリジナルのフラッグのようにも見えます。
出展作家:YUSUKE
展示期間:令和6年7月2日(火)~8月29日(木)
YUSUKE(牟田口 祐輔/むたぐち ゆうすけ)
2002年生まれ、中津市在住。2021年中津支援学校卒業。
子どもの頃から色彩に強い興味関心があり、絵の具、クレヨン、ペンなどを使ってカラフルで自由な世界を表現しています。支援学校在学中は、大分県ジュニアデザイン展や高山辰雄賞ジュニア美術展でも、推奨や佳作をとるなどして評価を受けてきました。
描きはじめから完成までの時間は一瞬で、納得のいく色を選んだら、全身を使って筆やペンを勢い良く走らせます。その潔さが画面にも気持ちよく現れていて、見る人に解放感や癒しを感じさせます。
インスタグラム:https://www.instagram.com/yusuke_art_616/
gallery MAPOについて
つくりたいから、つくる。描きたいものを、描く。
『gallery MAPO』は、自らの思いを自由に表現した作品を紹介するコーナーです。
こうした表現は「アールブリュット(生の芸術)」や「アウトサイダーアート」などと呼ばれています。
「MAPO」とは「magic pocket」……「魔法のポケット」という意味を込めました。
小さなポケットから魔法のように生み出される不思議な作品たちをイメージしています。
大分県内で活躍するアーティストの「生」の表現を、ゆっくりとお楽しみください。