「みえないものを」を言葉に
障がいの有無に有無にかかわらず、多様な背景を持つ人が集まり言葉を交わしながら一緒に美術作品を鑑賞する方法について、実際の体験を通して学びます。 ファシリテーター(講師)とともに作品を鑑賞し、その作品の色、形、大きさ、モチーフといった「見えるもの」と、印象、感想、解釈、思い出したことなど、言葉にしなければ他者が知りえない「見えないもの」を語り合います。複数で見て、それぞれが見え方、思い、考えを言葉にし、共同で作品の新たな魅力を発見し、鑑賞体験を深めていく、といった鑑賞支援方法を身につける機会とします。
【講師紹介】
林 建太(視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ代表)
2012年活動開始。スタッフ7名(視覚障害者4名、晴眼者3名)。全国の美術館や学校で目の見える人、見えない人が言葉を介して「みること」を考える鑑賞プログラムを企画運営している。
衛藤 宏章(視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ スタッフ)
別府市在住の全盲。「ザトー」として県内外で落語や講演をつとめる。昨年より「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」のスタッフとなる。
田中 修二(大分大学教育学部教授)
近代日本美術史、とくに彫刻と京都の日本画について研究。 著書に『近代日本彫刻史』など。大分県文化振興県民会議委員。
梶原 麻奈未(大分県立美術館主任学芸員)
本年度、糸園展を担当。
【お申込み方法】
本セミナーはオンライン開催です
(午前の部)10:30〜13:00(午後の部)14:30〜17:30
お名前、住所、連絡先(電話およびメール)、希望する時間、視覚障がいの有無、申込動機をご記入のうえ電話、FAXまたは下記専用申込みフォームよりお申し込みください。
(専用申込みフォーム)
https://forms.gle/58hHVz6hgqiANTyu6
申込期限:2021年9月21日(火)まで
参加対象者:関心のある方 各8名 ※申込多数の場合は抽選